アライグマ被害、兵庫県が全国最多

(神戸新聞 2008年2月18日)

 ペットとして輸入後、捨てるなどして野生化したアライグマによる農作物被害が、2006年度は16都道府県で計約1億6400万円に上ることが農林水産省の調査で18日、分かった。最多は兵庫の4342万円。環境省が昨年全国を対象に実施したアンケートの集計では36都道府県で生息を確認。天敵がいない上、繁殖力が強いため生息域を拡大しているとみられる。

 被害額が多いのは兵庫に次ぎ北海道(約2782万円)、埼玉県(約1962万円)、大阪府(約1872万円)、和歌山県(約1664万円)の順。足跡などでアライグマと分かるという。

 兵庫県内では加東市で、特産の「やしろの桃」など本年度の農作物被害額が前年度(約300万円)の1.5倍前後になる見込み。100台の捕獲用おりを市で購入し自治会などに貸し出しているが、さらに100台を購入した。

 三田市では06年5月に市職員や猟友会メンバーらで対策委員会を設置。おりも150台を追加購入した。

 水稲や果物類の被害が相次ぐ三木市では06年に防除計画を立てて国に認められ、被害が出る前でもアライグマを駆除できるようになった。

 県豊かな森づくり課によると、県内でアライグマ被害が目立ち始めたのは04年ごろから。「早めに捕獲するよう各自治体に要請しており、補助策も用意している」という。神戸市は08年度予算案に、対策費約1400万円を盛り込んだ。

 酪農学園大(北海道)の浅川満彦教授(寄生虫学・野生動物学)は「アライグマの体内には深刻な感染症を起こす病原体は見つかっていないが、病原体の運び役になって新しい感染症を引き起こす可能性がある」と指摘する。

 

 

 

 

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